2.0 点
作家ものでも売れない事実にショックを受けました。
京都の祖母から譲り受けたり、買ってもらった着物を、海外への移住をきっかけに売ることを決めました。
行く先の気候から管理が難しいことと、着付けできないため泣く泣くどなたかが大切にきてくれることを願い、売り先を探しました。
人間国宝をふたつの技術で認められた作家の有名な帯、西陣織など産地が明確なもの、京友禅の作家もの、などでどころは全てはっきりした着物ばかりでさらに、いくつかは未使用でした。
状態も目立って悪いところもありまでんでした。
ですが、最高でも一枚15000円程度の見積もり。購入額の10分の1にしかならなかったのです。
驚きました。正直かなり失望しました。
結果的に感じたのは、着物も絹であろうが技術や伝統が詰まっていようが、古着でしかないということ。
念のためにと用意していた完全未使用の喪用の着物(有名店で購入、帯西陣織)にいたっては買取不可だったため破棄しました。
紋は後で変えたりもできるのに、と悲しかったです。